うたかた

湧き上がっては心を揺らす感情の泡を、戯れに文字にしてみる。 札幌、Vancouver、大津を経て東京に戻ってきました。

お知らせしたいことの話

コンテスト

ハロウィンかぼちゃはインターネット通販で買った。
そのサイトで、
お化けランタンコンテスト
というのをやっていて、
かぼちゃを購入した人は応募できる
となっていたので、
せっかくだから
と応募してみた。

121024 (17) - re

ハロウィン
と言ったら、
オバケとか、
魔女とか、
コウモリとか、
そういうものを連想するもので、間違っても
波平さん
は出て来ない。
サザエさん
にハロウィンが登場することも無いのではないか。

そんなわけでハロウィンとは全然関係のない
波平かぼちゃ
だったのだが、
ブロンズグランプリ
というのをいただいてしまった。
3等賞
ということでいいのだと思う。
インターネット投票
で選んでくださった方がたくさんいたらしい。

自己満足のために作って、
自分ひとりで楽しんだものを、
見て喜んでくれた人がいっぱいいた。
みんな笑ってくれたのかな。
そう思うと嬉しい。

いよいよやめられなくなってきた。



20060823 (1)-1re2
 投票ありがとうございました!

ブロガー

私、ブロガーだから。
そう言う彼女の顔はとても嬉しそうである。
流行りの言葉でいうところの、
どや顔
というやつだ。
どうしてそんなに誇らしげなんですか、
と私が聞くと、
だってなんかかっこいいじゃん、響きが。
と彼女は言った。
つぶやきカフェボン
のリリコさんである。

私の横では何やら小さくなっている人がいる。
私はブロガーだなんてそんなとても、
などとボソボソ言っている。
日記
という至って簡潔な題名のブログを持つTofu Puffだ。
簡潔なのは題名だけではない。
忘れた頃にふと更新したと思ったらいつも一文か二文
という徹底ぶりである。
実はこのブログを実際に開設したのは私だ。
私もブログやろうかなあ、でもやり方がわからないなあ
と言う彼女のために、
タイトルは何にする?
自分の名前は?
とその場で聞きながら作ったのだった。
確か題名は後で考えるとか、言っていたな。

私はどうだったろう。
ブログを始めたばかりの頃、
ネタにするから
という理由でブログ用の写真を撮りまくっては、
ブロガーだからね
なんて同時期に始めた友人と笑っていたような記憶がある。
けれどその後、
あなたはブロガーですか?
などと聞かれることもなく、
私はブロガーです
などと名乗る機会もあるわけがなく、その言葉と疎遠になっていた。

ブログをやっていれば
ブロガー
なわけだけれども、
だからどうというわけでもない。
ブロガーですからね
と言って笑うその空気はなんだか懐かしくて、
滑稽でおかしくて、
どこかちょっと甘酸っぱく
そしてなぜかほろ苦かった。



20060823 (1)-1re2
 遠い日々との再会。

小人さん

ブログを始めてからもう4年以上が経つ。
筋の通った主張を掲げるでもなく、
啓蒙活動に勤しむでもなく、
はたまた役立つ情報を提供するでもない。
それどころかむしろ、
内容が無い文章を書く
というのが基本姿勢だったりする。
まったくもって無用な当ブログである。

けれどそのくせ、
ブログを書いているときは私が最も開放されているとき
なんて説だって否定できないのである。
好き勝手に脚色して、都合の悪い部分は誤魔化し、
一番なりたい自分像
を作り上げる。
己が楽しければなんでもいい
という独善主義に基づき、思い出し笑いをしながら書くこともしばしばだ。
面と向かっては恥ずかしくて告白できないことであっても、
目の前に誰もいない
というそれだけの理由で妙に鷹揚になって何でも書けてしまう。
ブログの恥は書き捨て。

そんな調子だから実は、ふと我にかえって
恥ずかしいっ!
と頭を抱えることもままある。
自らこのブログを宣伝するなんてなかなかできないし、
読んだよ
なんて言われた日には
きゃっ!
と手で顔を覆って指の間から相手の顔を窺ってしまうこと必至だ。
もちろん手の陰で顔はだらしなくにやけている。

こちらでお世話になっている人が
80%エコ+コーヒーギーク
というブログを持っている。
はだかなだ
というエッセイ本の著者で、人物像をキーワードで表そうとすると
エコ
コーヒー
移民
などと思わずしりとりしてしまうような、そんな人である。

これまでずっと、ただただこっそり読ませてもらっていた。
何しろしっかり筋が通っているし、有益情報も多いのである。
けれどリンクを貼れずにいた。
なぜならリンクを貼るなら報告するのが礼儀だし、
報告すればこのブログがバレる。
恥ずかしい。

それがどうして気が変わったのかというと、自分が登場したからだ。
ある日の記事に。
それは髪の寄付の話なのだが、(09/08/25参照)、
実は髪を無事寄付できたのは彼のブログのお陰だ。
日本のサイトで情報が得られず落胆していた私は、
ブログを見て寄付の経験者が身近にいることを知り、
その人に聞いて美容師さんを紹介してもらい、
その美容師さんに切ってもらって寄付したのだ。
腰の重い私のこと、これがなければ諦めていたかもしれない。

お世話になった上に自分が登場したのでは、
これは紹介するしかない!
と私は息巻いた。
それが道理というものであろう!

しかしやはり気になるのが
紹介したその後
である。
報告するのが礼儀
などと偉ぶっておきながら、
当ブログのことを教えなくても済む方法
について必死で考えたりしている。
リンクを貼るかもしれない
ということは事前にひと言言ってあるから、もういいのではないか。
貼った
という事実だけ報告するというのはどうだろう。
それとも…。

いやはや困った。
どこかにすべてうまくやってくれる小人さんみたいのはいないだろうか。
ドワーフでも
ゴブリンでも
エルフでもいいし、
ムーミンでも
座敷童子だってかまわない。
コロボックルだとなお良い。
北海道からベーリング海を渡ってカナダまで来てはくれまいか。



bd41a179.jpg

 ああどうしよう。

ビビビッ

もう何年も前の話だが、ある芸能人が結婚相手を選んだ理由について
ビビビッときたので
と言っていた。
なんのこっちゃ
と口をあんぐり開けてテレビを消した記憶があるが、
ビビビッとくる感覚
というのは実は結構バカにできないことも多い。

これまでの人生が走馬灯のように蘇った
などと表現されるあの現象を、体験したことがあるだろうか。
もしくは危機的状況下のスローモーションを。
それら一瞬のうちに脳内で処理される情報量を考えるとき、
第一印象を決めるまでの一瞬
ですら、
莫大な量の過去のデータと照らし合わせる作業
が繰り返されていても何ら疑問も無い。


友人のブログ「カエルはじめて鳴く」のリンク集の中に、
ことりぶた日記
というのがあるのを見つけて何気なく覗いてみた。
そしてそれがまさに
ビビビッときた
のでびっくりした。
何しろ自分で設定できるらしい装丁がとてもステキなのだ。
さらに記事を見て確信した。
これ、好き…。

写真の被写体、
そしてそこに付けられたコメント、
それらが的確に笑いのツボを刺激してくる。
着眼点が絶妙なのである。
目の付けどころが、シャープなのである。
あれ?どっかで聞いたことあるな。

そんなわけであまりに好き過ぎてリンクを貼らせていただいた。
何ヶ月も前に。
紹介が遅くなったお詫びに、
共通の趣味である苔の写真

d1981f8e.jpg

と見せかけてキノコの写真を。



3ba060f2.jpg

 今後ともよろしくお願いします。

写真

休みの日に何をするか
これは親しくなりかけの人たちの間で割りと頻繁に聞かれる質問である。
趣味はなんですか? What is your hobby?
という最近不人気な質問の代わりだ。

休みの日には何をするか。
私がいつも戸惑ってしまう質問のひとつである。
なぜなら
何もしていない
ことが多いからだ。

これと言って何もせずぼんやりしている時間が、私は一番好きだ。
正確に言えばこまごました事をゴソゴソとやっているのが好きだ。
友人に手紙を書いたり
ブログを更新したり
日記を書いたり
絵を描いたり
料理したり
溜まった洗濯物を処理したり
気になってたところを掃除したり
音楽を聴いたり
気が向いたら勉強したり
効率が悪いことこの上ないが、そうしているのが幸せなんだから仕方がない。

唯一の活動が、カメラ片手に散歩することだ。
まるで定年後の老人のようであるが、以下略。
学校の行き帰りもおもしろいものを見つければ写真を撮る。
腕が大したこと無いので、念のため複数枚撮ることが多い。
かくして我がPCの写真フォルダは膨大な数の写真を抱えている。

せっかく撮ったのだから、少し公開することにした。
FlickrのKomugikoのページだ。
問題は被写体がものすごく偏っていることで、
木の芽
葉っぱ

キノコ

風景
なんていうものたちの写真しかない。
というよりむしろ、今のところほとんど木の芽の写真しかない。

また自己満足の場を増やしてしまった。



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