うたかた

湧き上がっては心を揺らす感情の泡を、戯れに文字にしてみる。 札幌、Vancouver、大津を経て東京に戻ってきました。

どうでもいい話

2019年1月

ねえ、どこに行った?
私の2019年1月、どこに行ったか知らない?

確かにお正月はお祝いしたけれど、
長女を幼稚園に連れて行き、
幼稚園から連れて帰り、
ご飯を作り、
次女におっぱいをあげ、
おむつを替え、
先延ばしになっていた長女の七五三写真と
次女の百日記念写真をまとめて撮り、
子どもたちの咳と鼻水にヤキモキし、
結局自分が一番の高熱にうなされ、
こうして列挙してみればいろいろやっているけれど。

おかしいなあ。
2019年の1月、あっという間にどこかへ消えてしまった。

もしかして、
もしかしたらの話だけど、
大掃除をちゃんとしなかったから、
年神様が来なかったんじゃない?



20060823 (1)-1re2
 今年もいつも通りの滑り出し。

ナッツ

むしゃくしゃしたので、
ミックスナッツの袋の中から、
ピスタチオ
だけ選んで食べてやった。

ちょっとだけ気持ち悪くなった。

ちょっとしか気持ち悪くならなかった。

気は済んだ。



20060823 (1)-1re2
 一番高そうなやつ。

オノマトペ

オノマトペ
と言いたくて、
オノマトペ
と正しく言った後必ず、
小野?
と頭の中で漢字変換されてしまい、
オトマノペ
と念のため言ってみて、
やっぱり違うからオノマトペだな
と思うこの思考回路を、いい加減なんとかしたい。



20060823 (1)-1re2
 小野まとぺ

メンズ

近所の美容院にヘッドスパの看板があって、
メンズの方にも好評!
と書いてある。

メンズ。

英語でいえば対義語は
ウィメンズ
となるけれど、洋服売り場などでは一般に
レディース
であろう。

レディース。

レディースの方にも好評!
と書かれていたとして、
ヘッドスパを楽しむ女暴走族
を思い浮かべる人は、
もはや少数派なのだろうな。
いや、昔もそんなにいないか。

と、いうようなことを、
娘とのお散歩
で通るたびに頭の中で考えている。



20060823 (1)-1re2
 知らなくてもおかしくない世代。

カワウソ

舞台は実家である。
子カワウソがいて、私は
このカワウソを守らなきゃ 
と思っている。
子カワウソもべったり私に懐いているようだ。

抱っこしたまま庭の方に向かうと、
そこに生えている正体不明の草
を身を乗り出してムシャムシャと食べた。
草食だったのか
と私は思う。
それに、餌が足りてないみたい。
地面に生えていたカタバミをやってみたが食べなかった。

そうしていると誰か来客がある。
バタバタしている間に、
抱っこしていた子カワウソが離れてしまう。
まさか逃げていくことはないはず
と信じながら、
でももし敷地外に出てしまったら
と不安になって必死で追いかけ、 
おいで
と何度か呼びかけたら戻ってきた。

というところで目が覚めた。 
妙に鮮明な、色付きの夢だった。 
何を暗示しているのか、
何も暗示などしていないのか、
さっぱりわからない。
とりあえず今度また動物園に行こう。 



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 カワウソかわいかった。
 
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